こんにちは!幹広です。
今回はタイの大富豪のお話です。
大富豪といえばトランプ大統領。
アメリカ合衆国のトップ。
ややこしくなりましたが、今回の話はこっちです。
こないだタイ人の友達とラヨーンに旅行に行った際に、夜の飲み会で大富豪(大貧民)をやりました。ゲーム名は"Slave"だそうです。
3が一番弱く、2が一番強いというのは同じでしたが我々の知ってる大富豪のルールとはかけ離れておりびっくりしました。
最初に、僕が認識している日本のルールをおさらいします。
3→♠︎はジョーカーに勝てる
4→特になし
5→5飛び(次の人のターンがスキップされる)
6→特になし
7→7渡し
8→8ぎり
9→9急車
10→10捨て
11→イレブンバック
12→特になし
13→特になし
1→特になし
2→特になし
ジョーカー→何にでもなる
その他のルール→しばり、階段、革命など
詳しくは公式ルールを参照して下さい。
さて、ここからがタイのルールの説明です。
日本のルールと比較していきましょう。
1ゲーム目は♣️の3を持っているプレーヤーからスタートで時計周り、2ゲーム目以降は大貧民のプレーヤーからスタートして、大富豪のプレーヤーのターンがより遠ざかる方向に順番が回ります。
重要なルールの違いその1(数字効果無し)
驚く事に、上記で言及した数字特有の効果が全てありません。
8ぎりやイレブンバックすらないのです。
ちなみに、ジョーカーも使われません。
重要なルールの違いその2(マーク階級あり)
まず、大きな相違点として、同じ数字のカードでもマークによって強さが違います。
同じ数字でもマークの階級が上回っていれば、重ねてフィールドに出す事が出来るのです。
4枚の2が左側から♣️→♦️→❤️→♠️の順に並んでいます。
これは、強さの階級順を表しています。♣️が一番弱く、♠️が一番強いという重要なルールがあります。
【例①】
フィールド上に♦️の2が一枚ある。次のプレイヤーが❤️or♠️の2を持っていればそれを出す事が出来る。
【例②】
フィールド上に♣️と♦️の9がある。次のプレイヤーは10以上の同一の数2枚組に加えて、❤️と♠️の9も出す事が出来る。
重要なルールの違いその3(しばり、革命無し)
なんと、しばりや革命がありません。
しばりが無いとカードを出し易いですが、これはマークの階級があることと少しだけ二律背反になるような気がするのでルール両立にしてしまうと違和感あるのでは。
階段はあるようです。(3枚から)
しばりが無いとカードを出し易いですが、これはマークの階級があることと少しだけ二律背反になるような気がするのでルール両立にしてしまうと違和感あるのでは。
階段はあるようです。(3枚から)
が、もちろん階段革命はありません。
僕自身、革命のルールが無いことを知らずにゲーム中少しドヤ顔で「Revolution」と言いながらいきなり9を4枚出したのですが理解されず、最終的には手札に戻されました。残念ながらここで革命は起こらないようだと察しました笑
重要なルールの違いその4(絵柄札に関して)
ここでは絵柄札(11〜13)をそれぞれジャック、クイーン、キングと呼びます。
この3枚のいずれかがフィールド上に存在する時、プレイヤーはフィールド上に存在するカードの枚数以上の任意の同一の数のカード複数枚を出す事が出来る。
のです。
【例①】
フィールド上に♠️のクイーンがある。次のプレイヤーは❤️と♠️の5を出す事が出来たり、♣️と♦️と❤️の3を出す事が出来る。
【例②】
フィールド上に❤️と♦️のキングがある。次のプレイヤーは♠️と♣️と♦️の8を出す事が出来る。
【例3】
フィールド上に❤️と♣️と♠️のジャックがある。次のプレイヤーは♣️♦️❤️♠️の6を出す事が出来る。
重要なルールの違いその5(上がりの自由)
日本のルールでは、8や2やジョーカーで上がってはならないという禁止上がりのルールがあります。
タイのルールだと禁止上がりは無いようです。
重要なルールの違いその6(大富豪が3回連続で勝利した時)
大富豪が次のゲームで敗北すると都落ちがあります。そこは日本と同じです。
しかし、大富豪が3回連続で勝利した場合、次のゲームでは何故か階級社会が白紙になり全員が平民としてゲームが再開されます。
以上です。
とりあえずどのような状況であれ、弱いカードから出していくのが一般的みたいです。
機会があればタイ人と一緒に大富豪を楽しんでみて下さい!
ルールに関して、不明な点や質問があれば僕に聞いて下さい。
それでは!
◉8月1日(火) 追記 ↓↓↓
トランプの4つのマークのタイ語の読み方を書いておきます。
♣️→ดอกจิก(ドークジック)
♦️→หลามตัด(ラームタット)
❤️→หัวใจ(フアジャイ)
♠️→โพดำ(ポーダム)
例えば♠️の3と言いたいときは数字、マークの順番で”สามโพดำ”(サームポーダム)と言います。
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